2013年10月30日水曜日

iPhoneを光電話の子機にする ~AgePhoneの紹介~



この春、我が家のネット環境をフレッツ光隼に変えました。正直、スピードはほとんど変わりなく、期待外れなわけですが、1点だけメリットが。それは、モデムが新機種(といっても一世代以上古そうですすが)になり、内線電話機能が使えるようになったということ。これにより、iPhoneが自宅の内線電話になります。

iPhoneを光電話の子機にするとは?
このネタは以前から話題になっており今更感がありますが、とりあえず説明します。簡単にいうと光電話のモデムにはIP電話の子機を登録する機能があります。技術的にはSIPというのを利用しているわけですが、詳細はともかく、モデムと同じネットワーク下にあるSIPクライアントを子機として登録できます。対応した電話アプリ(SIPクライアント)はいろいろ出ていますが、ボクが利用したのは、AGEPhoneというアプリです。これはNTTのフレッツが推奨するアプリで、設定は簡単。先にモデムに内線登録をしておいてAGEPhoneでモデムには接続することで、自動的に内線情報がAGEPhoneに登録されます(詳細は公式サイトを御覧ください)。これにより
  • 家にかかってきた電話をiPhoneで受ける
  • iPhoneから家の電話として電話をかける
というのが可能になります。ちなみにAndroidでもアプリは出てますので同じことができると思います(私は試していませんが、、)。

なにが嬉しいのか?そのメリットは?
利用の前提としてモデムのLANにiPhoneがないといけないわけですから、基本的に使えるのは自宅のみ。こんなことやって何が嬉しいのか?と思う人も多いかと思います。メリットは下記のとおりです。

(1)iPhoneの電話帳が使える
これが一番大きなメリットだと思います。ケータイ電話が普及して、自宅の固定電話を使う機会は少なくなったかと思います。ですが、通話料の安さからたまに使うこともあるわけで、そのさい困るのは電話帳。おそらくほとんどの人が、ケータイ電話の電話帳のほうが充実してるんじゃないかと思います。iPhoneを子機にすれば、固定からかける際でも利用することができます。

(2)コードレス子機として増やせる
自宅の電話機ってコードレスタイプですか?子機は複数ありますか?それは家族個人ごとに用意されてますか?iPhoneを子機にすることで、新たに電話機を購入することなくコードレス子機を増やすことができます。手元に眠っている古いiPhoneがあれば、子機として再利用してみてはいかがでしょうか?

(3)VPNとの合わせ技で出先からも利用できる
これはまあちょっとマニアックな技ですが、自宅のネットワークにVPN接続させることができたら出先からも内線として利用可能です。個人的にはするつもりはありませんけどね。出先からの電話料金を浮かせたいのであれば、ボクなら050PLUSみたいなIP電話を使いますし、手間の割にあんまりメリットがない気がします。

以上、iPhoneを光電話の子機にするお話でした。もしかすると、もっと意外なおもしろ使い方があるかもしれませんね。

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