2011年10月16日日曜日

BLOG Action Day2011 -Food-

Cabbage field
(数日遅れのBlog ActionDay記事です。日付はズルしてます)
今年はFoodということですが、、、最近、メタボな体型になりつつあるのでそういう視点から食べ物、、食事については気にしてはいました。ただ、今年は例年以上に気になっています。ズバリ言いますと震災での原発事故にともなう食物汚染がきっかけです。

食物汚染は今にはじまった問題か?
震災以降、「◯ミリ(マイクロ)シーベルトを検出」という記事をよく見かけるようになりました。日本全国、地方自治体レベルで自主的に検出してるところもありますね。実はこれらの報道でまず疑問に思ったことは、
  • 我々は過去、日常的にどれくらいの放射線を受けていたのか
ということです。
もともと、自然界には放射線を出しているものがたくさんあると言われています。そして人工的な放射性物質が自然環境に放出されたというのは別の今回の事故が初めてわけではないでしょう。原発事故、核実験、劣化ウラン弾などの兵器利用、病院などでの放射線医療機器の廃棄など、放射性物質が自然環境に出ていったことは世界各地で今までたくさんあるわけです。今回の福島の原発で漏れた放射性物質は海を渡り地球を一周したという話も聞きますが、それは今までの事象でも例外ではなく、放射能汚染はなかったのかといえば少なからずともあるはずです。それは今までが微量だったから問題視されなかったのか、隠されてきたのか、、、まあこれは想像の域をでませんが、検査をしてこなかったから問題にならなかったというのもあると思います。
そして、このような食物汚染の話は別に放射能だけの問題ではないということ。今まで私達が食べてきた食物は、何か体に有害な物質で汚染されている可能性があるのです。ただ検査されていないからみつからないだけなのかもしれません。(検査しなければ何も出ませんからね)。

食べることの大切さ
放射能の話であらためて意識させられたことは、「蓄積される」ということ。公害と食物連鎖の話でよく言われますが、放射能を含め体の中に入った有害なものはどんどん蓄積されている可能性があります。たとえ微量であっても、何年もそれを口に入れ続けていると害を与えるかもしれません。原発事故では「ただちに健康に影響を。。。」という言葉を何回も耳にしましたが、まさにそれです。それは放射線だけの問題ではなく、食物に含まれている合成着色料とか保存料とか、農薬とか、数年前のギョーザ事件のように製造段階で何かが付着しているかもしれません。我々はそういったものを食べ続けているのかもしれません。

食物から環境問題の重要性をあらためて意識する
食物汚染から身を守るには、、、残念ながら我々は食べずに生きることはできません。ではこれらの汚染から自分を守るためにはどうすればいいか、、、、それは根本の問題、つまり汚染されていない食物の生産を考えることであり、これは「環境問題」に帰着すると思います。食物は全て自然から作られているわけで、自然環境が汚染されていては安全な食物は生産できないでしょう。「環境問題」というのは何か遠い話のような気もしますが、これは最終的に私たちが毎日食べている「食べ物」に直結すると思えばとても身近に、そして重要に思えてきますね。


以上、思いつくことを書きましたのでまとまりがないですが、その点はお許しを。

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